渓流釣りの始め方
最初の1回でつまずきやすいのは、遊漁券の買い忘れ・期間外の入渓・禁漁区への立ち入り・増水の見落としの4つで、前の3つは違反、増水は命に関わります。出発前に、川と管轄漁協、解禁期間、遊漁券、禁漁区、水位と熊の順に確認してください。
01行く川と、管轄する漁協を決める
渓流は川ごと・区間ごとに管轄する漁協が違います。同じ川でも上流と下流で別の漁協ということがあり、 必要な券も変わります。まず入る場所を決め、その場所の漁協を確認してください。Nyukeiでは都道府県から漁協と河川をたどれます。
02解禁期間の中かどうかを確認する
最も多いのは3/1解禁(272組合)で、多くが9月末に終漁します。 終漁後は産卵期を守るための禁漁期間で、この間に釣ると違反です。 解禁日は漁協ごとに違い、年度でも変わります。解禁カレンダーで日付順に確認できます。
03遊漁券を、出発する前に買う
渓流の日券は中央値¥1,500、年券は¥5,000です。 掲載中448組合のうち257組合がオンライン販売に対応しています。 現場売りは割増(中央値¥800)になるうえ、監視員に会えるとも限りません。遊漁券の買い方に3通りをまとめています。
現地に着いてからオンラインで買おうとしても、電波が無くて買えないことがよくあります。無券のまま釣ると違反なので、出発前に済ませてください。
渓流の日券の価格帯(掲載中374組合の前売り)
- 〜1,000円139組合
- 1,001〜1,50085組合
- 1,501〜2,00082組合
- 2,001〜2,50026組合
- 2,501〜3,00030組合
- 3,001円〜12組合
04禁漁区とキャッチ&リリース区間を確認する
券を持っていても入ってはいけない区間があります。全面禁漁区のほか、 キャッチ&リリース専用・ルアーフライ限定・全長制限などの区間規制が設けられている川があります。 知らずに入ると違反になるため、漁協ページの区間規制を必ず見てください。 C&Rの意味とルールはキャッチ&リリース区間とは。
05水位と熊の情報を見てから出発する
渓流で最も危険なのは増水です。上流で降った雨は時間差で下ってくるので、 現地が晴れていても水位が上がることがあります。川が濁り増えてきたら、釣りを続けず即座に退渓してください。熊も同様に軽視できません。単独入渓を避け、熊鈴を携帯してください (渓流釣りの熊対策)。Nyukeiでは国土交通省の観測所の実測水位と、自治体が公表する熊の出没情報を川ごとに表示しています。
06道具は何から揃えるか
そろえる順番は「無いと釣りができない → 安全 → 快適」です。 渓流の危険は滑る・流される・冷える・熊の4つなので、安全に効く装備から先にそろえます。 10項目の一覧・選ぶときに見るところ・C&R区間用の道具は装備と服装に載せています。
07最初の川を選ぶ目安
- オンラインで券が買える川を選ぶ。当日の失敗が一番減ります(257組合が対応)
- 区間規制が掲載されている川を選ぶ。入ってよい場所が事前に分かります
- 水位観測所がある川を選ぶ。増水しているかを出発前に判断できます
- 解禁直後は雪代と低水温で条件が厳しい川があります。4〜6月が入りやすい時期です
つぎに見る
よくある質問
渓流釣りを始めるのに最初に必要なものは何ですか?
まず遊漁券です。漁業権が設定された川では、券を持たずに釣ると漁業法・漁業調整規則の違反になります(道具の選び方は装備と服装のページで解説しています)。渓流の日券は中央値¥1,500、年券は¥5,000です。掲載中448組合のうち257組合はオンラインで購入できます。
渓流釣りはいつからいつまでできますか?
多くの漁協が3/1に解禁し、9月末で終漁します(3/1解禁は272組合で最多)。終漁後は産卵期を守るための禁漁期間で、この間の採捕は違反になります。解禁日は漁協ごとに違い、年度でも変わります。
初めての川はどうやって選べばいいですか?
オンラインで遊漁券を買える川から選ぶと、当日の失敗が減ります。そのうえで、区間規制(キャッチ&リリース区間・禁漁区)が掲載されている川なら、入ってよい場所を事前に把握できます。Nyukeiでは都道府県から漁協・河川をたどれるようにしています。
渓流釣りに最低限必要な装備は何ですか?
遊漁券と竿・仕掛けのほかに、安全のためのものが要ります。渓流の石は苔で滑るのでフェルト底かスパイクの付いた靴、春先は水温が一桁なのでウェーダー、増水や転倒に備えたライフジャケット(渓流では義務ではありませんが推奨)、熊鈴、レインウェア、日没に備えたヘッドライトです。渓流は圏外が多いので、地図と遊漁券は出発前に用意します。
渓流釣りは危険ですか?
増水と熊が主な危険です。上流で降った雨は時間差で下ってくるため、現地が晴れていても水位が上がることがあります。Nyukeiでは国土交通省の観測所の実測水位と、自治体が公表する熊の出没情報を川ごとに表示しています。単独入渓を避け、熊鈴を携帯し、川が濁り増水してきたら即座に退渓してください。
釣れる魚は何ですか?
ヤマメ・アマゴ・イワナが主な対象です。ヤマメとアマゴは分布が分かれており、掲載中ではヤマメのみが対象の県が19、アマゴのみが11、両方が12あります。見分けは朱点の有無です。
行く川の漁協・遊漁券・水位・熊を1つの地図で見られます。入渓ポイントの位置は、配慮のためこのページに載せていません。
ウェブ版は登録不要。アプリは圏外でも使えます。
数値はNyukeiが掲載する448組合の集計です。