ヤマメ・アマゴ・イワナの見分け方

釣れた魚がヤマメなのかアマゴなのか。見分ける決め手は朱点(しゅてん)ひとつです。 あわせて、全国43都道府県・449組合の遊漁規則からどの県にどの魚が告示されているかを集計して載せています。

3種の見分け方

ヤマメ
アマゴ(朱点あり)
イワナ(パーマークなし)

特徴を図式化した模式図です。実物のイラストではありません。
3種とも背びれと尾びれの間にアブラビレという小さなヒレを持ちます。これはサケ科共通の特徴です。

 朱点パーマーク体の斑点
ヤマメなしあり黒点(背側)
アマゴあり(朱色の小点)あり黒点+朱点
イワナなしなし白い斑点。背に虫食い模様が出る個体群も

ヤマメとアマゴは棲み分けています

一般に、アマゴは太平洋側の西日本(およそ神奈川県以西から四国・九州の一部)、ヤマメはそれ以外に分布するとされます。Nyukeiが掲載する遊漁規則を集計すると、 この傾向が数字にも出ます。

ヤマメのみアマゴのみ両方イワナ類のみ
  • 北海道3
  • 青森県16
  • 岩手県17
  • 宮城県12
  • 秋田県21
  • 山形県16
  • 福島県10
  • 茨城県4
  • 栃木県8
  • 群馬県10
  • 埼玉県6
  • 東京都3
  • 神奈川県4
  • 新潟県16
  • 富山県11
  • 石川県8
  • 福井県12
  • 山梨県12
  • 長野県16
  • 岐阜県22
  • 静岡県18
  • 愛知県11
  • 三重県11
  • 滋賀県11
  • 京都府11
  • 大阪府5
  • 兵庫県11
  • 奈良県13
  • 和歌山県13
  • 鳥取県3
  • 島根県7
  • 岡山県10
  • 広島県11
  • 山口県15
  • 徳島県7
  • 愛媛県11
  • 高知県13
  • 福岡県4
  • 佐賀県3
  • 熊本県8
  • 大分県10
  • 宮崎県14
  • 鹿児島県2
都道府県コード順(北から南)。右の数字は掲載している漁協数。 北へ行くほどヤマメ、西の太平洋側へ行くほどアマゴに入れ替わり、その境目の県では両方が対象になります。
ヤマメのみが対象(20県)
青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県・茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・東京都・神奈川県・新潟県・富山県・石川県・福岡県・佐賀県・熊本県・宮崎県・鹿児島県
アマゴのみが対象(11県)
静岡県・愛知県・三重県・滋賀県・大阪府・奈良県・和歌山県・岡山県・徳島県・愛媛県・高知県
両方が対象(11県)
福井県・山梨県・長野県・岐阜県・京都府・兵庫県・鳥取県・島根県・広島県・山口県・大分県
分水嶺をまたぐ県です。同じ県でも川によって変わるので、行く川ごとに確認してください。
北海道はどちらでもありません
掲載している3組合の対象はイワナ・ニジマス・アメマスで、 ヤマメ・アマゴは告示されていません。アメマスはエゾイワナとも呼ばれるイワナの仲間です。 北海道にはオショロコマも分布しますが、掲載中の漁協では対象魚として告示されていません。

イワナがいない県もあります

掲載中で246組合がイワナを対象としていますが、13では対象魚として告示されていません。

三重県・和歌山県・広島県・山口県・徳島県・愛媛県・高知県・福岡県・佐賀県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県

西日本・九州に偏っています。イワナは冷たい水を好み、より上流に棲むため、 源流域の水温が高い地域では分布が限られます。

県別の対象魚

各漁協の遊漁規則で対象魚として告示されているものを、県ごとにまとめたものです。 県名は河川一覧へ、魚種名はその魚が釣れる川の一覧へ進めます。

北海道イワナニジマスアメマス
石川県ヤマメイワナニジマス
愛知県アマゴイワナニジマス
三重県アマゴニジマス
大阪府アマゴイワナニジマス
奈良県アマゴイワナニジマス
岡山県アマゴイワナニジマス
広島県ヤマメアマゴニジマス
徳島県アマゴ
鹿児島県ヤマメ

放流された川では、分布どおりでないことがあります

放流によって本来の分布とは違う魚が入っている川があり、交雑した個体も見られます。 このページの分布は「各漁協の遊漁規則で対象魚として告示されているもの」の集計で、 その川で実際に何が釣れるかとは別です。釣行前に各漁協の情報をご確認ください。

よくある質問(5件)開く
ヤマメとアマゴの違いは何ですか?
体側の朱点(しゅてん)の有無です。アマゴには朱色の小さな点が散らばり、ヤマメにはありません。どちらもパーマークと呼ばれる小判型の斑紋を持つため、模様だけでは見分けられません。朱点を探すのが確実です。
ヤマメとアマゴはどこに分けて棲んでいますか?
一般に、アマゴは太平洋側の西日本(およそ神奈川県以西〜四国・九州の一部)、ヤマメはそれ以外の地域に分布するとされます。Nyukeiが掲載する43都道府県の遊漁規則を集計すると、ヤマメのみが対象の県が20、アマゴのみが11、両方が対象の県が11あります。両方いる県(福井県・山梨県・長野県・岐阜県・京都府・兵庫県・鳥取県・島根県・広島県・山口県・大分県)は分水嶺をまたぐため、同じ県でも川によって変わります。
イワナはどう見分けますか?
ヤマメ・アマゴのパーマークがないこと、体に白っぽい斑点が散ることで見分けます。背中に虫食い状の模様が出る個体群もあります。Nyukeiの掲載では246組合がイワナを対象としており、13県では対象として告示されていません(三重県・和歌山県・広島県・山口県・徳島県・愛媛県・高知県・福岡県・佐賀県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県)。
サクラマスやサツキマスは別の魚ですか?
同じ魚の降海型(海へ下って大きくなった個体)です。ヤマメが海へ下るとサクラマス、アマゴが下るとサツキマスと呼ばれます。川に残った個体がヤマメ・アマゴです。遊漁規則では別の魚として扱われ、専用の券や事前募集制になっている漁協があります。
放流された川では分布どおりでないことがありますか?
あります。放流によって本来の分布とは違う魚が入っている川があり、交雑した個体も見られます。このページの県別の分布は「各漁協の遊漁規則で対象魚として告示されているもの」を集計した結果で、実際にその川で何が釣れるかとは別です。釣行前に各漁協の情報をご確認ください。

行く川にいる魚を地図で見る

川を魚種別に色分けした地図で、渓流・里川・本流を見分けられます。

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県別の分布は、Nyukeiが掲載する43都道府県の漁協の遊漁規則を集計したものです。 各漁協の出典と確認日は個別ページに記載しています。