渓流釣りの装備と服装

装備は「何のために要るか」から選ぶと迷いません。渓流で人が死ぬ原因は滑る・流される・冷える・熊の4つで、装備はこの順に効きます。

帽子偏光サングラスライフジャケット(固定浮力式)ポケットに遊漁券・ライト・行動食竿(釣法は区間の規制に合わせる)熊鈴(音で気づかせる)チェストハイウェーダー(春は水温が一桁)フェルト底(苔の石で滑りにくい)
模式図です。装備の位置と役割を示すもので、特定の製品を描いていません。

そろえる順に

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無いと釣りができない

  • 遊漁券

    漁業権が設定された川では、券を持たずに釣ると漁業法・都道府県の漁業調整規則の違反になります。道具より先にこれです。

    出発前にオンラインか販売所で。渓流は圏外が多く、現地で買えない前提で用意します。

  • 竿と仕掛け

    餌釣り・ルアー・フライで道具立てが変わります。行く川の区間規制で釣法が限定されていることがあるので、規制を見てから決めます。

    ルアー・フライ限定区間のある川は、このサイトの条件検索から探せます。

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安全のため

  • ウェーディングシューズ(または長靴)+滑り止め

    渓流の石は苔で覆われていて、普通の靴では立っていられません。転倒は流されて溺れる事故に直結します。

    フェルト底かラバー底+スパイク。川から上がったら洗って乾かします(別の川へ病原体や生物を持ち込まないため)。

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  • ライフジャケット(フローティングベスト)

    渓流では法的な着用義務はありませんが、増水や転倒で流されたときに助かる確率が変わります。

    渓流では膨張式より、枝や岩に擦れても機能が残る固定浮力式が扱いやすいとされます。

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  • 熊鈴・熊撃退スプレー

    渓流は熊の生息域と重なります。自治体が公表している出没情報は、この川ごとのページにも出しています。

    鈴は「気づかせる」ためのもので、遭遇を完全には防げません。単独入渓を避けることの方が効きます。

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  • レインウェア

    山の天気は変わります。濡れと風は低体温症の入口で、夏でも起こります。

    上下セパレート。増水の判断が必要になるので、雨が降ったら釣りより先に川の色と水位を見ます。

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  • ヘッドライト・行動食・ファーストエイド

    渓流は退渓に時間がかかります。予定より遅れることを前提に持ちます。日没後の沢は歩けません。

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  • モバイルバッテリーとオフライン地図

    渓流は圏外が当たり前です。地図も遊漁券も、電波が無い前提で用意しておきます。

    地図はあらかじめ端末に落としておきます(Nyukei のアプリは圏外でも地図が見られます)。

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  • 偏光サングラス

    水面の反射を抑えて川底の状態が見えるようになります。枝や仕掛けから目を守る役目もあります。

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あると快適

  • ウェーダー

    春先の渓流の水温は一桁です。濡れたまま行動すると体温を奪われます。

    胸まであるチェストハイか腰までのウエストハイ。夏はウェットゲーターで済ませる人もいます。

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キャッチ&リリース区間に行くなら

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  • バーブレスフック(カエシなしの針)

    掲載中のC&R区間の多くが規則でカエシなし・シングルフックを義務づけています。手持ちの針のカエシをペンチで潰す方法もありますが、区間の規則が「バーブレス」を指定している場合は現物で用意するのが確実です。

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  • ラバーネット(ランディングネット)

    魚体の粘膜を傷めにくいラバー素材のネット。魚を乾いた地面に置かずに針を外すために使います(鳴子漁協の規則は「釣った魚を直接乾いた陸に上げない」と定めています)。

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  • フォーセップ(針外し)

    針を素早く外して水に戻すまでの時間を短くする道具です。飲まれた針を無理に外すより、糸を切って戻す方が魚は生き残ります(鳴子漁協の規則にも同旨の定めがあります)。

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C&Rの規則と作法は キャッチ&リリース区間とは、 熊装備の使い方は 渓流釣りの熊対策

よくある質問(4件)開く
渓流釣りの装備は何から揃えればいいですか?
遊漁券(道具ではなく許可証。無券は違反)→ 滑らない靴(フェルト底かスパイク)→ ライフジャケット・熊鈴などの安全装備 → ウェーダーなどの快適装備、の順をすすめます。渓流の事故原因は滑る・流される・冷える・熊で、道具の性能より安全装備の有無が効きます。
フェルト底とラバー底はどちらがいいですか?
苔の付いた石にはフェルト底が滑りにくいとされ、渓流ではフェルトかラバー+スパイクが定番です。どちらでも、川から上がったら洗って乾かしてください(別の川へ病原体や生物を持ち込まないため)。
ライフジャケットは義務ですか?
渓流の遊漁では法的な着用義務はありません(船釣りとは制度が違います)。ただし増水や転倒で流されたときに助かる確率が変わるため、着用をすすめます。渓流では枝や岩に擦れても機能が残る固定浮力式が扱いやすいとされます。
キャッチ&リリース区間では特別な道具が要りますか?
多くのC&R区間が規則でカエシのない針(バーブレスフック)を義務づけています。ラバーネットとフォーセップ(針外し)があると、規則が求める「生きたまま戻す」を実行しやすくなります。

行く川の遊漁券・水位・熊出没を地図で

装備の前に、まず券と期間。行く川のルールを確認できます。

ウェブ版は登録不要。アプリは圏外でも使えます。

関連: 渓流釣りの始め方·遊漁券の買い方·水位の読み方

13項目とも、役割は規則・環境省マニュアル・川の条件に紐づけて書いています。 特定の製品の推薦・比較・順位づけは行いません。